松前町出身。アメリカの州立大学UCLA卒業、渡辺愛さん(26歳)②



前回のインタビューでは、中学時代に経験したキャンパスツアーからUCLA(カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校)で学ぶことが夢となり、その夢を叶えたというお話をしていただきました。今回のインタビューでは、留学生活で大変だったことや編入・就活のお話について伝えていきます。

 

厳しい環境に身を置くことで本当のアメリカを知れた

まい
ここからは、留学時代のお話を伺っていきたいと思います。早速本題ですが、留学時代大変だったことってありますか?
あい
友達作りがすっごく大変でした!!私の通っていたコミュニティーカレッジは、白人率が高くて年上の方が多かったんですよ!日本人私ともう1人しかいない学校だったので、日本人が来ているということに対して悪く思われたりしていました。
まい
意外ですね!日本人っていうと「Wow, I love Japan! Sushi, Samurai, Sumo!!」と言われるのが普通だと思っていました。でもその環境羨ましいです。私が最初に通っていた語学学校は日本人率が高くって、ピーク時は8割9割日本人でしたね。
あい
そういうのを聞くといい環境だったのかもしれないですね!厳しい環境に身を置いたからこそ、本当のアメリカを知れたって思いますね!行ってみないと分からないものに触れられたのはかなり大きいですね!!
まい
「本当のアメリカを知れた」ってかっこいいですね!!!コミュニティーカレッジ時代からUCLAへの編入は考えられていたんですか?
あい
はい、そのつもりでコミュニティーカレッジに通っていましたよ。もう1つ伝えたいことがあって、コミュニティーカレッジからは日本の大学にも編入できるんです。私の妹がそうだったんですけど、2年間私と同じコミュニティーカレッジに通った後、愛媛が好きすぎて、愛媛大学に編入しているんです。日本の大学にも、アメリカの大学にも編入ができるっていいですよね!
まい
日本の大学にも編入できるんですね!!それは知らなかったです!コミュニティーカレッジいいですね!!学費もそんなに高くないですし、高校卒業して行くのもかなりありですね!!いい情報知れました。ありがとうございます。


日本人学生会のキャリア担当として、海外での日本企業への就活をサポートする活動も

UCLAへの編入は狭き門で、勉強漬けの毎日

まい
アメリカの州立大学への編入って聞くと、かなり大変なイメージがあるんですけど、実際はどうでしたか?
あい
そうなんです!アメリカってセンター試験があるわけでもないので、GPAのA判定をキープしていなきゃいけなかったんです。だから、4が最高点だとすると、3.96か3.97を維持していましたね。空いてる時間は、勉強とボランティア活動もしていましたね!
まい
それは大変ですね!全然遊べないんですね。でも本当に尊敬します✨UCLAでの学部は決まっていたんですか?
あい
決まっていましたよ!将来的に役にたつかなと思って、経済学部を専攻してました!
まい
今その頃に戻れるとするなら、何を学びたいとかはありますか?
あい
今だったら、心理学とか興味ありますね!!仕事をする上で、人との関係が重要だなって思うんです。この人と一緒に仕事をしたいって思ってもらうように、どう導くのか、興味がありますね!!
まい
確かに、人と人との繋がりってかなり重要ですよね。でも今からでも遅くないと思いますよ!!経済と心理学掛け合わせてできる人材って絶対強いです。

 

日本人として海外で挑戦したいという選択

まい
では話は変わって、アメリカの大学での就職活動のお話を聞きたいのですが、アメリカに残るっていう選択肢もあったとは思うんですけど、日本に戻ってきた理由は何ですか
あい
アメリカの会社で仕事をするってなると、いくら日本と関わりがあったとしても、「アメリカの会社やアメリカの社会をよくしよう」という考えになると思うんですよね。私はそうじゃなくて、「日本人として海外で戦いたい」と思っていたので、日本の企業で働こうって思いましたね。
まい
本当にかっこいいですね!!日本に帰ってきて就職活動をしていたんですか?
あい
日本には帰っていなくて、ボストンキャリアフォーラムっていう日本の企業が約200社集まるジョブフェアで内定をいただきました。事前にSPIを受けて、Skypeで面接もしていたので、そのジョブフェアで決めることができましたね。
まい
「ボストンキャリアフォーラム」聞いたことはあったんですけど、実際に行かれた方初めてお会いしました!日本で就職するなら日本に帰って就活するんだと思っていたので、また新たなこと知れました!今でもバリバリ英語を使われているんですよね??
あい
そうですね。書類やメール、あと商談で海外には2ヶ月に1回くらいは行ってますね!!
まい
かっこよすぎます!!英語使って仕事するのは憧れます。中学時代に「UCLAに通いたい」という夢を持ってそれを実現された経験があるからこそ、今こうやって英語を使ってお仕事をされているんですね。ではそんな渡辺愛さんから、愛媛の若者に向けて、メッセージをお願いします。
あい
愛媛にいると時間がゆっくりしているので幸せかもしれないんですけど、私は海外とか東京に行ってみて、いろんな機会や人に恵まれて、人生が楽しくなったんです。

それも中学時代にアメリカに飛び立ったきっかけがあったからこそ、こう思えるようになったので、若者もですけど、私は大人たちにメッセージを残したいですね。「過保護になりすぎない、そしてやりたいと思ったらやらせてあげる」ってとても大事だと思うんです。

私は両親がすごく応援してくれたので一歩踏み出すことができました。ぜひ、若者たちにたくさんの経験をさせてあげるためにも大人たちが応援してあげるべきだと思います。

渡辺愛さんのインタビューをお届けしました。
「UCLAで学びたい」という夢を中学時代に持ち実現し、現在もバリバリ英語を使ってお仕事をしています。
その背景には、愛さんの努力はもちろんですが、応援してくれた両親の力も大きいでしょう。
このインタビューをきっかけに、海外に飛び立つ若者が増えれば、大変嬉しく思います。

 

🍊応援やコメントなど、ご連絡頂ければ喜びます♪🍊
コンタクトフォーム、またはヒメセカのSNSからお願いします。

facebook
https://www.facebook.com/himseka

Twitter
https://twitter.com/himeseka

Instagram
https://www.instagram.com/himeseka

LINE(新しくできました!)
友だち追加