愛媛に行ったらゼッタイ食べてほしい!南予地方の郷土料理「じゃこ天」を食らう

これゼッタイ食べてみ!うまいけん

愛媛県人による絶対おすすめの愛媛グルメ。
うまいもんは地元の人に聞くのが一番!
ガイドブックにも載っていない(載ってるかも)珍グルメまで、愛媛県人ならではの視点からおすすめグルメをご紹介します。
今日の担当はいずねぇです。

宇和海
(写真:宇和島市観光物産協会)

愛媛県人のふるさとの味”じゃこ天”

小さい頃から食卓に並び、よく食べていたじゃこ天。
小学校の時は社会科見学で宇和島のじゃこ天工場にも行ったけな。

この「じゃこ天」とは、魚のすり身を揚げた愛媛県の郷土料理のことです。

愛媛県南予地方の海岸部で作られる特産品および、それを使用した郷土料理。地魚[注 1]などのすり身を、形を整え油で揚げた魚肉練り製品。揚げかまぼこに分類される。
(出典:wikipedia)

じゃこ天

材料となるアジなどの小魚は、骨ごと粉砕されてすり身にされます。

松山空港やおみやげ屋さんでも販売されていて、愛媛土産としても人気の商品ですね。
私も帰省する度に食べるのが楽しみなのです!

東京のスーパーには売っていない?!

愛媛を出て県外に住んでいる人が初めて気づくこと。
それは、”じゃこ天が売ってない!!!!”

愛媛県のスーパーでは当たり前に売っているじゃこ天も、県外に出ると当たり前でなくなるという事実。
上京して十数年の私も実際に東京のスーパーで探してみるものの、未だ一度もお目にかかったことがありません。

そんな東京では幻のじゃこ天を買えるところが、実はあるんです!
そう!
地方出身者の味方、アンテナショップ!!

アンテナショップに行ってみたよ

アンテナショップというのは、東京にある地方の特産品店のこと。
各県が専用のアンテナショップを出していたり、鳥取&岡山のように2県合同のショップなどもあります。

我らの愛媛県は、お隣の香川県と合同の「香川・愛媛せとうち旬彩館」というお店が新橋にあります。

せとうち旬彩館

香川・愛媛せとうち旬彩館
〒105-0004 東京都港区新橋2-19-10 新橋マリンビル1・2F
(年始を除く年中無休)
http://www.setouchi-shunsaikan.com/
アクセス JR「新橋駅」銀座口より徒歩1分
東京メトロ銀座線「新橋駅」2番出口すぐ
ゆりかもめ「新橋駅」より徒歩3分
都営浅草線「新橋駅」より徒歩3分
都営大江戸線「汐留駅」より徒歩5分

東京でじゃこ天を発見!!

香川・愛媛せとうち旬彩館には、野菜や加工品、お肉、飲料、お酒などいろんな種類の特産品が販売されています。
じゃこ天もいろいろなメーカーの製品を取り揃えていて、選ぶのに迷うほど。
お客様の中には店員さんにおすすめを聞いている方もいましたよ。

私はやはり工場見学させていただいた懐かしの「宇和島市」のじゃこ天を買ってみました。
じゃこ天
宇和島産のじゃこ天は、左から安岡蒲鉾田中蒲鉾島原かまぼこの3社のじゃこ天。

安岡蒲鉾のパッケージは2017年4月にパッケージを一新したそうです。
外国の方も好みそうな和のパッケージですね。

じゃこ天
田中蒲鉾のじゃこ天のパッケージは、宇和島の牛鬼の絵柄。

「手押し」というのは、職人さんがひとつひとつ型にすり身を入れて、手作業で形を作っているという意味です。

じゃこ天
(写真:宇和島市観光物産協会)

島原かまぼこは、スティック型のこんなじゃこ天も。
おつまみにピッタリですね。

じゃこ天の美味しい食べ方

そのまま食べても美味しいのですが、我が家の美味しい食べ方をご紹介しようと思います。
じゃこ天
作り方はいたって簡単!!

材料:じゃこ天、しょうゆ、マヨネーズ、大根

  1. 大根をおろして、大根おろしを作る(好みの量)
  2. じゃこ天の両面を、少しだけ焦げめが付く程度にフライパンで焼く。
  3. 醤油とマヨネーズ、1で作った大根おろしを付けて食べる

じゃこ天
こんがりキツネ色になったじゃこ天は香りも良く、食欲をそそります!

愛媛県人の懐かしのふるさとの味、ひさしぶりに食べてみませんか?

じゃこ天