シンガポール在住5年目の村上さんのインタビューです。
前回のインタビューはこちら
シンガポールで出会った奥様との海外二人暮らし
村上さんの夢を教えて下さい。
自分としては、他の海外で働きたいですね。
アメリカに行きたいと思ってたんですが、支店が出来たときに別の方が行きました(笑)。
自社では、適性を会社が判断するんですが、人事に直接希望を伝えるFA制度という制度もあります。
また、海外トレーニー制度もあるので、その制度で半年来て、半年後、正式に赴任してきた事例もあります。
思っていたのと違うなというところがあれば教えてください。
思ったより日本人が多いです(笑)。
カッページプラザという日本のお店が集まったビルがあるんですがそこに行ったら日本人しかいません。
伊勢丹や高島屋もありますし、ローカルのスーパーでも日本製の商品を置いているので、日本のものはどこでも買えます。
そう言った意味では、あまり海外感がないですね。
もっとどっぷり英語に漬かるのも良かったかなと思っています。
シンガポール人の気質やらしさがあれば教えて下さい。
シンガポールは母国語が英語の人たちは少ないんです。
なので、我々の話言葉を分かろうとしてくれる。
最終的に伝わるのが良いところですね。
ただ、特に中華系はせっかちなイメージです(笑)。
もちろんアジアならではのルーズなところはルーズですが。
例えば、びっくりしたのはバスの時刻表がないんですよ。
15分~20分ごとに出てるよっていうざっくりしたものしかない。
でも、そう言ったゆらぎを受け入れるという雰囲気があるのは良いですね。
窮屈じゃないので過ごしやすいと思います。
あとは気質もフレンドリーですよ。
ただ他のアジア人と比べたら、ビジネスライクかもしれません。
稼いでいる人がすごいっていう文化らしいです。
噂によると(笑)。
貯蓄じゃなくて投資に回すと言いますね。
(シンガポールは多国籍。これは四方500メートルほどのアラブストリートと呼ばれる場所。ムスリムの人のためのモスクがあり、イスラム色の強いエリアとなっている)
シンガポールは物価が高いと聞きますが、どうやってやり繰りしているんですか?
飲み会に行く回数は減りましたね、もちろん(笑)。
居酒屋に行って、バーに行って、カラオケに行って、最後バクテーで〆たりすると1人250~300ドル(1シンガポールドル=84円)くらいかかります。
日本食に行っても、好きに飲み食いして1人80ドルだったらかなり安い方ですね。
日本酒や焼酎が、日本では2000円くらいのものが100ドルしますね。
酒税が高いんですよ。
ぜいたく品が高いんですよね。
煙草も一箱13ドルくらいするので、お酒好きとヘビースモーカーの方は厳しい国だと思います。
嗜好品でない、生活に必要なものであれば、結構安かったりします。
ローカルの、ホーカーセンターで食事をすると、安いところだと3ドルくらいでお米に3品くらいお肉や野菜を乗せたものが食べられます。
ただローカルフードは脂っこく、飽きてくるので、今はほとんど自炊ですね。
あとは地下鉄(MRT)やバス、タクシーなどの移動費は安いですね。
国が狭いので、自家用車を持たなくて良いような国づくりをしているようです。
(シンガポールの地下鉄は治安も良く、とても清潔)
現在は、奥様と一緒に住まれている村上さん。出会いもシンガポールだったとか。
出会ったのがシンガポールだったんですよ。
シンガポールに1986年生まれの会、86会というのがあるんですが、そこで出会いました。
登録者数は630人ですが、帰国した人も含んでいるため、実質活動しているのは50~100人でしょうか。
私が2013年4月に来て、2014年度に彼女がシンガポールに来ました。2015年の3月に彼女が本帰国するときに、プロポーズしました。
返事はその時にOK。
その後挨拶や結納などを経て、2015年の12月に彼女がまた来ました。
彼女も同じ四国、徳島県出身です。
次回のインタビューは?
次回インタビューではシンガポールを訪れる際の注意点や県人会のお話をお届けします。
お楽しみに!
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