カンボジアで教育に携わる人生
齋藤 凱(25歳)※取材時の年齢
- 鳥取県西伯郡出身
- 愛媛大学の教育学部・スポーツ健康科学過程を終了後、2015年1月から2018年1月までの2年間、青年海外協力隊にてカンボジアのクラチェ州に派遣
- クラチェでは、現地の小学校を周り、体育教育の普及・フォローに携わる
- 現在は地元鳥取にて、小学校の講師をしながら就職活動中
どうして青年海外協力隊に?
それで応募しました。
僕の学生の時のイメージですが、途上国って、日本と比べると貧しい国っていうイメージでした。
そこで揉まれるじゃないけど、痛い目見てから社会人になった方が良いなと思って。
いつ、就活じゃなくて青年海外協力隊いこうって思ったんですか?
きっかけは、親と友達が全く同じタイミングで、『青年海外協力隊もあるぞ』って言ってくれたんです。
当時、就活を初めてすぐなので、3年の1月とか2月だったかな。
就活もしてたんですけど、エスカレーター式の就活が納得いかなくて。
自分が本当に何をやりたいか言えなかったんですよね。
当時は何を受けてたんですか?
教育学部のスポーツ健康系で、体育会系だったので、営業系かなと。
周りが受けてるから、食品・電気あたりの営業を受けてて。
なので、そんなに行きたいかと言われるとそういう訳でもなかった。
青年海外協力隊なるには?
青年海外協力隊ってどうやったらなれるんでしょう?
僕が受けた春の場合は、3月くらいに応募書類を書いて、1次試験がエントリーシート。
それから2次試験が面接で、良ければ内定です。
国によっても違うんですが、受かったら2か月間、合宿形式で現地の言葉の勉強をします。
応募資格が20歳以上なので、たまに大学途中の子とかもいるんですよ。
どんなことをしてるの?
今は、青年海外協力隊でどんなことをしているんですか?
カンボジアの体育って、HEART of GOLDっていう日本の団体(※)が、10年前に作った指導図書に基づいて行われるんですよ。
(※認定特定非営利活動法人HEART of GOLD http://www.hofg.org/)
ただ、小さいときにまともな体育の授業を受けたことない先生が、いきなり教科書渡されてできるわけない。
それで体育の先生のフォローや指導を行っていましたね。
派手じゃないけど、着実に革命を起こしている感じですね。
クラチェ以外にも人は行ってるんですか?
ただ、受入れ体制の問題があるんですよ。
僕たちは、JICAの人間だけど、カンボジアの各配属先に配属されるので、現地の団体の人たちと働くんですよ。
なので、受け入れ態勢が整ってなくて、2年間行ったけど何も出来ませんでしただと意味がない。
なかでも何が一番楽しかったですか?
これからは何をしたい?
今はどこで働きたいとかあるんですか?
そこの海外支援課が心肺蘇生の講習をしたりとか、海外貢献しているので、そういった形で海外に関わっていきたいですね。
ただ、カンボジアに戻る選択肢も無くはないかな?
サッカー関連ですが、サッカーに関してはもっとスペシャリストがいると思うんですが、カンボジアとか教育に関しては現場を知ってるっていうのが評価されてて。
同時にサッカーもやってたんですが、サッカーの方が面白かったんですよね。
高校までキーパーで、大学からフィールドを始めました。
インタビューの続き
行動力溢れる齋藤凱さん。
カンボジアに行ってもその力を発揮し、次々と自発的に活動を行っていきます。
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なぜそれを選んだんですか?